「週刊現代」による大相撲の八百長報道で、日本相撲協会と力士が、発行元の講談社などに損害賠償と謝罪広告掲載を求めた訴訟をめぐり、8月に大麻取締法違反(所持)で逮捕されたロシア出身の元力士、若ノ鵬(20)が、「週刊現代」側の証人として出廷する意向を表明した。29日に記者会見を開く。 【写真特集】角界に激震 大麻疑惑  裁判では、06年九州、07年初場所の幕内力士らが「事実無根」として原告となっている。若ノ鵬の新入幕は07年九州場所で、原告団には入っていないが、幕内には5場所在位し、朝青龍や白鵬とも対戦した。週刊現代側によると「相撲界に存在する八百長問題を告発したい」としている。