プロレスリング・ノアの三沢光晴社長が9日、都内・事務所にて会見に応じ、“鉄人”小橋建太が右腕の手術により入院したことを明かした。小橋の症状は「尺骨神経麻痺」とのことで、三沢によると「(右手が)握れないらしい」と言う。小橋から7月ツアーの前に症状を聞いた三沢は、「逆に体の箇所が気になりだしたってことは、(腎臓)がんの方は良好ってことだしね」と今回の手術と入院を前向きに語った。当の小橋は「やっと、がんから復帰したと思ったら……参っちゃいましたね」と言っていたという。 「一刻も早く復帰したい思っているのは小橋自身だろうしね」と小橋の気持ちを代弁した三沢は、「周りが変に騒ぐよりもね。自分に専念するしかないだろうし。病気と違って回復も目に見えるし」と最後まで悲観することはなかった。手術は9日に行われ、復帰等は現時点ですべて未定となっている。