キムタクこと木村拓哉が総理大臣を演じることで話題を呼んでいたフジテレビ系の月9ドラマ『CHANGE』が14日(月)、ついに最終回を迎えビデオリサーチによる視聴率で27.4%(関東地区・世帯平均)を記録。全回を通して最高視聴率、および08年ドラマ視聴率(1月から7月14日まで)においても『ごくせん』(初回)の26.4%を抜いて最高値を記録した。  前回のラストシーンでは、総理が突然倒れたところで終わり視聴者からの興味を煽った『CHANGE』。最終回となった今回の目玉は木村拓哉演じる総理の20分以上にもおよぶ長回し1カット撮影によるスピーチのシーン。映画においてもこれだけの長さの1カット撮影は稀で、それだけの長さに耐えうるセリフも難しい。今回のスピーチ内容そのものに深いメッセージ性があり、この前代未聞のシーンを可能にした。  4月期の連続ドラマとしては異例の5月12日にスタートで関係者の間でも話題に。制作発表会見では、出演者がレッドカーペットに勢揃いし、新内閣のお披露目式さながらの演出。モーニングスーツで登場した木村は「イメージする政治家はいません。それよりも朝倉啓太(木村演じる総理)としての首相を演じたい」と独自の内閣を築くことを宣言した。